
猫と暮らすということは、その一生を支えるということ。では、室内飼いの空間はどんなふうに整えたらよいのでしょうか。兵庫県動物愛護センター龍野支所には、猫の習性や安全性をふまえて設計された「猫屋内飼養モデルルーム」があります。キャットステップやトイレの配置、爪とぎの工夫や脱走防止など──一緒に暮らすうえで知っておきたいことが、リアルな空間で体感できます。これから猫を迎える方、猫との暮らしを見直したい方へ。「ねこと、ちゃんと暮らす」ヒントをお届けします。
こういう空間なら、毎日楽しく暮らせるにゃ〜!
兵庫県動物愛護センター龍野支所内の「啓発棟」には、犬のしつけ教室などを行う多目的ホールや動物用のトイレ、猫の飼育施設とともに、猫と飼い主が快適に生活できる空間のお手本となる「猫屋内飼養モデルルーム」があります。
猫の習性に合わせて造られたモデルルームには、室内で猫が楽しく安心して生活するための工夫がいっぱい。猫が外に飛び出してしまわないように設けられた二重扉を開けると、モデル猫が出迎えてくれます。モデル猫は、センターで引き取った猫の中でも人間と仲良くできる猫たち。猫と一緒の空間で過ごしながら、猫の習性や猫との関わり方など、これから猫を飼おうという人が知っておきたいことをしっかり学ぶことができるのです。
猫が落ち着けるトイレの置き場所やトイレの個数について、爪とぎの素材にも猫それぞれ好みがあること、お留守番の際にはケージに入れるほうが事故を防げることなどを、職員の方が分かりやすく説明してくれるので、猫との生活が初めての人も安心。なお、「ふれあいの時間」といっても、無理やりさわったり抱っこしたりするような猫の習性に反する行為はNGです。猫のペースを尊重しましょう。

ふれあいの時間
| 曜日 | 毎週火・木・日 |
| 時間 | 10:30〜11:30、14:00〜15:00 |
※火・木曜日が祝祭日の場合はお休み
※人数制限があります
キャットステップ

一言で猫といっても、カラダの大きさはそれぞれ。子猫や老猫の場合、段差が大きいと上がれません。その子の体躯に合わせて高さを変えられるのがベスト。
扉付き収納棚

イタズラ防止のために掃除道具や日用品などは扉付きの棚に隠しておくのが◎。キャリーケースをオープン棚に置いておくと災害時にも安心です。
二重扉

玄関など人が出入りするところには内扉を配置して脱走を防ぎましょう。ドアの隙間に挟まって怪我しないよう柔らかいカバーなどを付けるとGOOD!
窓

猫は窓の外を眺めるのが大好き!窓辺に移動しやすいような工夫をしておきましょう。上下に開閉する窓は、猫には開けられないので脱走も防げます。
キャットタワー

もともと木に登って狩りをしていた猫にとって上下運動は欠かせないもの。キャットタワーは運動不足解消にぴったりな上、見張りもできる居場所なんです。
床

フローリングの床なら、猫が嘔吐しても掃除がラクラク。夏の暑い時期も、冷たくて快適です。部分的に敷いたじゅうたんは爪とぎがわりにも!!
兵庫県動物愛護センター龍野支所
| 住所 | たつの市龍野町富永1311-3 |
| 電話 | 0791-63-5146 |
| FAX | 0791-63-4000 |
| doubutsu_tn@pref.hyogo.lg.jp | |
| アクセス | <公共交通機関をご利用の場合> JR姫新線「本竜野」駅から徒歩15~25分 |
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