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家具をつくる、関係をつくる。──藤井兄弟が挑む、宍粟のものづくりの現場から(後編)

2025 4/09
まちとひと
すきまくん 収納家具 地域企業 宍粟市 虎猫が聞く 誠心誠意

兵庫県宍粟市で77年続く収納家具メーカー「株式会社フジイ」。三代目を継いだ藤井兄弟のふたりが語る、誠心誠意の思想と、地域とともに生きるものづくりのこれから。

後編概要
変わり続ける社会に光る「誠心誠意」のものづくり。
──宍粟の製造業「フジイ」がめざす、地域に必要とされる企業の姿

2020年、株式会社フジイの経営を兄弟が担う体制がスタートしました。
「地域に必要な会社としてあり続けたい」と語るふたりが見つめるのは、予測不能な時代における企業のあり方。後半では、これからを見つめるふたりの思いを綴ります。
そこには、フジイのものづくりが、ただの技術ではなく「誠実さ」そのものとして社会と向き合っていることを感じさせる、言葉の数々がありました。
目次

「地域に必要な会社」であるには

一雅さんが社長、郁夫さんが副社長に就任したのは2020年。当時「地域に必要な会社としてあり続けたい」という思いから「10年後には宍粟で一番人が集まる場所にしよう」と決意したという。ちょうどワークライフバランスの推進や働き方改革など、社会全体の価値観が大きく変容し始めた時期だ。その後、コロナ禍に入り、時代の流れは一気に加速した。ライフスタイルはいっそう多様になり、消費者行動はそれまでと一変した。自分の考え方や生活を大切にすることが当たり前になり、それぞれが自分の価値観でモノを選ぶようになった。オンラインでの買い物はより身近になり、情報はSNSを通じて拡散されていく。メディアとテクノロジーが進化し、それにより社会が大きく変わったことで、企業の在り方もまた常にアップデートし続けていく時代となった。

経営の中核を担うようになって5年目。「今が大きな転換期」だと、ふたりは口を揃えていう。企業価値を高め、次の世代へと受け継ぐという役割は変わらないが、その方法が大きく変わってきた。これまでのようにトップダウンではなく、それぞれが役割を担う自立したチームとして進化していくこと。移り変わりの速さをひしひしと感じながら、スピードを持って変化に対応していくだけだ、と話す。

予測不可能な時代への挑戦

目まぐるしく社会が変化していく時代に、企業として何を大切にしていくのかを尋ねると「自分も含めて、全社員が誇りを持てること。単なる作業で終わらず、商品に自信を持ち、誇りのある仕事ができる会社であることですね」だと一雅さんはいい、「もちろん売上や数字、製品の品質など、気にしなければならないことはいくつもあるけれど、ベースは人だと実感することが増えましたね」と郁夫さんは答えた。

一見、一雅さんが慎重派、郁夫さんが行動派のようにも見受けられるが、実際はその逆のようだ。兄である一雅さんは、まず遠くの目標を定め、そこに向かって方程式を立てるスタイル。一方、弟の郁夫さんは足し算と引き算を繰り返し、一つひとつ目の前にあるものを慎重に積み上げる。企業としての理想に向かい信念を持って突き進む社長と、その背中を見つめながら現実的な落としどころを探り地固めをする副社長。新しいことにチャレンジし続け企業の幅を広げるために研鑽し続ける兄と、これまで受け継いできた技術と製品力をさらに深めるために熟考する弟。まるで対照的だ。役割を踏まえて戦略的に動いている面もありそうだが、お互いのことをわかっていないとこんなコンビネーションは生まれない。次の時代を切り開いていくには最強のタッグではないだろうか。

誠実なものづくりで未来を拓く

もちろんこれは、これまで実直かつ誠実なフジイという企業を受け継ぎ、これまた実直で誠実な兄弟を育ててきた2代目夫妻の功績でもある。だとしても、期待という重圧の中で祖父の代から続く誠実なものづくりを継承するのは、なんとも骨が折れる作業に違いない。しかも、この予測不可能な時代に、である。チームの一員として走りながら常に改善を続け、現代にあったスタイルへと常にアップデートしつつ新しい価値を創造していく。そんな藤井兄弟率いるフジイのこれからに目が離せない。

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虎猫編集室🐈‍⬛クリエイティブ制作

toraneko_edit

【今年1年ありがとうございました】 【今年1年ありがとうございました】

2025年も残すところ、10時間ほどになりました。
今年1年、ほんとうにありがとうございました。

今年は裏方稼業に終始しており、まさに働いて、働いて、働いて、働いた1年でした。表現っておもろいなぁーを実感することも多く、クリエイティブの可能性をさらに感じた1年でもありました。

来る2026年も、われわれに期待してくださるクライアントの期待を、常に超えることを目標として、駿馬のように駆けていきたいと思います。

一方で、表現することのおもしろさ、創造することの愉しさを、広く伝えていく活動もしていきたいと考えています。

クリエイティブ界隈のみなさん。考えて、動いて、生み出していくことで、AI時代のニンゲンクリエイターの価値をご一緒に見出していきたいですね。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
みなさま、良いお年をお迎えください。

有限会社フュージョンファクトリー 
共同代表 三原美香・山田啓太
【ジモトライターズ高松はじめました】

時系列が前後しましたが、12月1日に書く市民活動団体
「ジモトライターズ高松」が爆誕しました。

この日から、高松市市民活動センターで養成講座の最終課題を展示いただいているのですが、講師としてジョインさせていただいた(ジョイン笑)とらねこ、イントロダクションパネルに、ジモトライターズの根っこのようなことを書きました。

ジモトに溢れる「ちいさな想い」をすくいとって言葉にし、しっかりと届ける。それがジモトライターで、ジモトライターズは同じ想いを持つひとたちの、書くことをつうじた地域活動です。

ジモトには、いろんなヒーローがいますからね。そういうひとたちに、スポットをあてる。地味だけれどたしかな活動です。

よろしければ、高松市瓦町FLAG8Fの高松市市民活動センターさんへ。参加者さんそれぞれの愛ある文章が並んでいます。12月28日までの展示です。

そしてジモトライターズという活動、高松に続いて、はりまでもはじめます。ご興味あるかたは、とらねこまで。
【本づくりは、ものづくり】 本日は 【本づくりは、ものづくり】

本日は、加東市のひとり出版社スタブロブックスの高橋さんとお茶会。
@stablobooks 

ご案内いただいたcafe BBさんの空間が素敵すぎて、もちろん珈琲も絶品すぎて、思わず加東市に移住しそうになりました。(浮気者)
@cochi_inc_bb 

スタブロブックスさんのJIMOTOZINEというぬくもりのある冊子を拝見しながら、本づくりへの静かな熱意とワクワクと本づくりをたのしむ姿勢にふれ、やっぱりなにかをつくるのには、技術やテクニックも必要だけれど、もっともっと根幹となる、どんなものをつくるのかという思考が大切だということを改めて感じました。

そのさらに根っこには、こんなのをつくりたい!という純粋な情熱のようなものが確かにあって。

AIの時代にニンゲンがなにかをつくる、その意義はなんなのか。最近そういうことを考えることが増えたのですが、結局のところ、愛があるかどうかがすごくすごく大事なのではないかと思うのですよ。

ていねいにつくった本は、物質としての重さはそれほどなくてもずっしりと重い。

本づくりも、ものづくりも、同じなんですよ。

だれかのいきかたや考えかたが、ぎゅうっと詰まっている、言葉をていねいにあつかう、そういうものをつくりたいな。そう思います。

書く、伝えるを目的にした市民活動団体を高松ではじめたばかりだけど、瀬戸内海をはさんだ兵庫側にもそういうチームがあると良いなぁ。

ジモトライターズはりま、やりましょう。
【ジモトライター養成講座】 高松市 【ジモトライター養成講座】

高松市市民活動センター( @flat_takamatsu )主催の
「ジモトライター養成講座」で講義させていただきました。

地域の活動を主体的に伝えたいと願う人たちが
既存の概念や立ち位置に縛られることなく
愛を持って表現する、そんな活動の機になれば。
あーでもないこーでもないと設計するところから
スタートした完全オリジナルの講座。

9月から3回にわたってじっくりみっちり2時間半⏰
取材から原稿制作、推敲まで、毎回ボリューミーな
課題もあるハードな講座でした。まだ最終課題の提出と
展示がありますが、まずはみなさん、おつかれさまでした。

ハウツーではなく、取材対象の嫌なことはしない、
正しく伝わるように心をくだく。というような
われらも心ある先輩たちから教えてもらった、
実直で地味なライターとしての姿勢を
伝えることができたら、面白いですね。

バズれば何してもいいという世界線では
地味なやり方は流行らない。それでも、
そういうことを伝える講座しか
われらには、できません。

そんなめんどくさいわれらの意向を汲み、
打ち合わせを丁寧に丁寧に重ねてくれた
市民活動センターさんには感謝しかありません。

受講生ゼロだったらどうします?と蓋を開けたら
定員を超えてお申し込みいただいて。
真剣に講座に向き合ってくださる方ばかり
参加いただいて、みなさんに感謝しかないです。

文脈を無視して外側を飾り立てるのではなく
正しく信頼できる情報を誤解なく伝える。
取材対象のことを、届けた先のことを、
誰も傷つけていないかを真剣に考えて、
丁寧に丁寧に整える。

表現への姿勢はさまざまだけれど、
わたしたちは、そうやって生きていきたい。
そう改めて思えた時間でした。
ありがとうございました。

ジモトライター、今後いろいろ展開していきます。
はじまりは高松市市民活動センターの講座ですが
このご縁を一過性にするのはもったいない。
いろんな垣根を超えて、じわじわ広がるといいねと
センター長と話しました。ご興味ありましたら
どうぞ、センターさん、またはわれらまで
お気軽にお問い合わせください。
高松市以外のかたも、ぜひ。
【2025年の暑かった10月をずっと忘れないでいよう】

写真は、2025年11月現在に選ぶ、今年一番忘れたくない景色です。地球って、世界って、すげー。

今年はですね、年初からちょっとほうぼう転換期でいろいろありすぎて(どちらかというと良いことです、ご安心を)、あ、これはSNSやったらいかんやつだ、と息を潜めたままでした。

情報というのは解禁までは発信禁止ですから(虎猫構文)。たまに浮上してなぞのストーリーズだけあげておりましたが、わたしたちは元気です。ねこも3匹もれなく元気です。

みなさん、お元気でしたか?
さて、10月が終わりましたね。世界が、日本が、大きく動いた、とんでもなくもりだくさんな1カ月でしたね。

今年はじめには思いもしなかった世界線に、わたしたちたぶんいると思うんですよね。(いや、いろいろ課題はあるのよ、でもクソみたいに停滞していたときより数十倍明るいと思うの)

まだ、既定路線と既得権益があたりまえになりすぎて、期待してはあきらめてきたぶん、不安感もあるけれど、でも希望のほうがちょっと多い気がする。そんな気配が日本のあちらこちらにあります。

そういうフェーズには、われらの出番も増えるんです。わーい!

とらねことたまには話したいやんってかたは語りましょう。DMください。とらねこもフェーズが変わった気がしていたのが確信になってきたので、光のさすほうにコマを進めます。

あ、でもすべては明日ドジャース対ブルージェイズが終わってからです。

Losing isn't an option(負けるという選択肢はない)!!
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